2007.05.03

1964年製造
Pioneer  S-71X レシーバー




 1964年Pioneerは、S-71X を発売した。FM放送をステレオで受信できる、FM-MPX復調を搭載した機種である。
S-71Xは、日本の電子商品が、急速に世界の規格となった時期の製品である。Pioneerは、1960年代に爆発的成長を
とげた手段になった機種の一つと言えよう。この後、Pioneerは、車の初期のステレオ業務に参入し、オーディオ業界の
成功をとげる。

仕様および使用真空管

入力
TAPE
AM,FM
PHONO
AUX



低周波増幅 6BM8/ECL82 PP 固定バイアス方式
MPX 6AQ8,6AN8
プリアンプ及びラジオ
12AX7,6AQ8,6BA6,6AU6,
D: OA-79
整流 D: SE-05b



整備状況

 Hさんより預かったものであるが、40年程度経過しているにもかかわらず状態は非常に良い。
但し、この状態で直ぐに電源を入れることは恐ろしい。


電源部:



 電源部 カップリングコンデンサが爆発している。 630V 0.05μF ×1
      コンデンサを交換した。

     

平滑回路
        ケミコンの性能は、時代と共に向上しているが、この時代のコンデンサは非常に大きい。
        多少膨れていたため、迷わず交換した。




交換後
      40年経つと、コンデンサの大きさもここまで違ってくる。

      交換電解コンデンサ
      150V 100μF ×2 300V 20μF ×1


 

パワーアンプ部
 この時、既に整備されていた。固定バイアスで、バイアスも問題なかったので整備を見送った(写真上)。
 MPX回路、コンデンサの劣化で分離出来ない状況であった。0.02μF他 電解50V 10μF 30V 5μF他




修理後 MPX ラジオ部 FETも状態がよかった。




トーンコントロール
   今回は、コンデンサの交換を見送った。




調 整
     6E5 トーヨー製 照明ランプ 2個 交換 6.3V 0.15mmA
     まだまだ、大丈夫そうです。



パワーアンプ 
         6BM8 PP ヒーターの焼けもない。 OPTをチェックすると・・・・・。
         断線があった!



 
 思わず、手持ちのOPTに交換
 

   流石に、出力される音が・・・・・・・、違いすぎました。
   なので、手持ちのレシーバーのOPTと交換



OPT左右で、少し違うが型番は一緒です。
6.5K PP用出力トランス

AM中間周波(455Khz)調整, FM (10.7Mhz)

       12時間エージング


交換部品 オイルコンデンサ (全て)
ランプ 6.3V MPXランプ(パッキン)

バリコンのリークがあるが、何とか使えるため見送り

       




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